インバウンドに想いをかける! The Hidden Japan合同会社代表・山科沙織さん

訪日外国人観光客の数が右肩上がりの日本。その人たちをここ山形に呼び込むべく、インバウンド事業を行っている山科沙織さん。山形県の魅力を海外向けに発信する「The Hidden Japan合同会社」の代表を務めるというインターナショナル且つ多忙な日々を送りながら、プライベートでは三川町に住むひとりのママでもあります。そんな山科さんに、自らのナリワイについて伺いました!

偶然の出会いが産んだ「The Hidden Japan」

-まずはご自身の「ナリワイ」について教えてください

山科沙織さん(以下、山科):現在は観光メディア「The Hidden Japan」の運営や、インバウンド向けのプロモーションを展開する会社を運営するのが主なナリワイです。

-「主」というのは?

山科:元々私は8年ほどライターをやっていまして、記事の執筆だけでなくライターの育成やディレクション、SNSの運用代行などを行っていました。また1年ほど前から「FLOAT SHONAI」という庄内の女性向けウェブメディア運営もしています。

-そこからインバウンド事業というのは、随分業種が違うように思いますが。

山科:自分でもそう思います。1年前は自分が今こんな仕事をしているなんて思いもしませんでしたから(笑)。

日本に来る外国人観光客のうち、東北に来るのは全体の1%ほど。これはインバウンドに力を入れないと!ってなりますよね。

-ちなみに、始めるきっかけは何だったのでしょうか。

山科:ちょうど1年前くらいに、酒田のコワーキングスペース「アンダーバー」の企画で作った映画の試写会でした。

「The Hidden Japan」には、庄内に住む二人の外国人が関わっているのですが、その試写会で偶然ひとりと知り合ったんです。

二人は既に「海外に庄内をPRする」というプロジェクトを始めていたものの、実際のサイト作成まではまったく追いついていなかったので、私がディレクション担当としてチームに入ることになりました。

-ディレクション経験が生きたわけですね。

山科:そうですね。サイトが完成した後は、徐々に旅行会社などから連絡をもらえるようになったのですが、対企業となると個人単位ではなかなか難しい面もあり、法人化を決めました。

メールは即レス!外せない予定は先に手帳に書く!予定管理の極意

-非常に多忙だと思いますが、1日の流れはどんな感じでしょうか。

山科:そんなに多忙ではないですよ(笑)朝は6時半くらいに娘と共に起きます。娘が朝ごはんを食べている横で、コーヒーを飲みながらメールチェックをし、夜中に来た連絡にはそのときに返事をします。

-朝6時半に即レスですか!

山科:「後で」と思うと忘れかねないので、すぐに返すようにしています(笑)

娘を小学校に送った後は、身支度をして出かけます。行先はオフィスにいるか、コワーキングスペースにいるかですね、日中はほぼ外で仕事をし、その後は家に戻って娘と共に過ごして寝る、という感じです。

-フリーランスで仕事をしている上で心がけていることは?

山科:会社自体は土日休みですが、家でも仕事ができてしまうので、意識的に休みは入れるようにしています。

また、娘の授業参観など外せない学校行事は予め手帳にメモして仕事を入れないようにしています。

人生1度きり!迷ってるヒマはない!

-ご自身のナリワイを通して、得たものはありますか?

山科:強さと決断力ですね。元々やりたいことは誰にも相談せずに自分で決めて、周りには「やることにしたから」と事後報告するタイプだったんです。その傾向が強くなった気もしますね。

-やりたいことは迷わず挑戦すると?

山科:何ごとにもほぼ迷いません。というか、迷っている時間がもったいないなと。人生短いですから、過去は振り返りません!

-「失敗したらどうしよう」とも思わないですか?

山科:思わないですね。失敗したら失敗したで、「2度とやらない!」という選択もあれば、逆に、「次はこうしよう」という発見ができるかもしれません。それに何より、やってみないことには自分にあっているかどうかもわからないですし。

-そのモチベーションはどこから出てくるのでしょう。

山科:日々進化したいと思っているからかもしれません。毎日何かしら学んだり、行動したりしたいと思っているんです。自分の限界は決めたくないので。

あとはやはり、周りからの反応ですね。例えば「The Hidden Japan」の海外向けPRにリアクションがあった時は、やっててよかった!と思います。

自慢のママと言ってもらえるように、1つ1つを誠実に

-今後の目標について教えてください。

山科:「The Hidden Japan」に関しては、継続的に利益を上げられるように育てていきたいと思っています。

それだけでなく、自分が山形に対して何ができるかを常に考えています。全ての根っこには「山形を盛り上げるにはどうしたらいいか」があります。

そして、それらを通して、娘に「自慢のママ」と思ってもらえるよう日々頑張っていきたいです。何しろ、人生は短いですから!

とにかくやってみる、迷っているヒマはないと言う山科さん。そのバイタリティに影響を受けたのか、お話を聞きながら「自分も何かに挑戦したい!」という気にさせられました。何か新しいことに挑戦する時は、色々と悩むもの。しかし、迷うよりもまずは行動!という山科さんの姿勢は、私も見習いたいと思います。